刑事に関する基礎知識や事例

 刑事事件とは、刑法などの法律や条例で定める犯罪行為をしたと疑われる人(被疑者)について、警察などの捜査機関が捜査を行い、被告人として起訴された場合には、裁判において刑罰を科すかどうかを判断する手続のことです。
 弁護士は、被疑者・被告人の側でその弁護活動にあたることもあれば、犯罪の被害者の側で告訴や被害回復などの活動にあたることもあります。
 被疑者の弁護活動は、不起訴処分を実現することと、逮捕を防ぎ、あるいは逮捕・勾留された場合には一日もはやく釈放を実現することの二つに分けられます。
 起訴され被告人となった後は、無罪を主張する場合には徹底した検察官との対決(検察側証人の反対尋問、被告人に有利な証拠の提出等)、罪を認める場合には、示談の成立や被告人の反省を示す質問、家族など情状証人の尋問などを行い、できるだけ刑が軽くなることを目指すことが、主な弁護活動となります。
 被害者側の弁護士の活動は、警察へ被害届の提出や告訴の手続きを代理人として行うこと、加害者側との示談交渉、さらには民事の損害賠償があげられます。

 中野すずらん法律事務所は、中野区、杉並区、練馬区、西東京市を中心に、東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県にお住まいの方を対象に、起訴前の刑事弁護、起訴後の刑事弁護、被害者支援など刑事事件に関する事案を幅広く取り扱っております。刑事事件でお悩みの方は、中野すずらん法律事務所までお気軽にご相談ください。

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