弁護士 鳥飼 康二(トリカイ コウジ)

経歴
- 千葉県柏市出身
- 京都大学農学部卒業、同農学研究科修了(応用生命科学)
- 日本たばこ産業株式会社勤務(中央研究所)
- 一橋大学法科大学院修了
- 東京弁護士会(2011年~)
解決事例
主な取扱分野
〈個人の方向け〉
- 民事…不動産トラブル、金銭トラブル、債務整理、名誉毀損、交通事故、医療現場・介護現場のトラブル
- 家事…モラハラ、離婚、養育費、婚約不履行、認知、男女トラブル、遺言書作成、遺産分割、成年後見
- 労働…パワハラ、セクハラ、発達障害の方の支援、労災(特に精神疾患)、未払い残業代、不当解雇
- 刑事…逮捕されたときの対応(捜査段階の弁護)、起訴されたときの対応(公判段階の弁護)、犯罪被害に遭われた方の支援(刑事告訴)
〈企業の方向け〉
- 未払い債権の回収…財産調査、任意交渉、仮差押え、強制執行
- 契約書や約款の作成とチェック…法的トラブルを予防するためのお手伝い
- 就業規則の作成…会社規模や働き方に応じてオーダーメイドで作成
- 契約トラブルの対応…クレーム対応、契約書が無い場合の対応
- ビジネスサポート(法律顧問)…皆さまのビジネスがスムーズに進みますように、きめ細やかなアドバイスを迅速に提供いたします
〈私の特色〉
- 理系の知識や経験を活かして、科学的・技術的な内容が争点となる事件も扱います
- カウンセラーの技能を活かして、ご相談や相手との交渉を円滑に進めます(詳しくは後記)
- フットワークが軽いので、日時場所、柔軟にご相談に応じます
仕事へのおもい
〈お悩みのトータルサポート〉
一見すると単純なトラブルでも、その背景には複雑な事情が絡み合っており、法律的な観点だけでは、根本的な解決とならないこともあります。
そのような場合、専門職(税理士、司法書士、建築士など)や、対人援助職(社会福祉士、精神保健福祉士、介護支援専門員、公認心理師、臨床心理士など)と連携して、お悩みのトータルサポートを提供できるよう努力しています。
〈カウンセラーとして〉
2016年に、カウンセラーの資格を取りました。弁護士の仕事は、法律問題の解決と同じくらい、気持ちや感情の整理のお手伝いをすることが大事だと感じたからです。
身近な人に相談しても、「あなたにも原因があるんじゃないの?」などと言われ、余計に傷ついたことはないでしょうか。他人にわかってもらえない辛さや悔しさを抱えたことはないでしょうか。ようやく法律事務所に辿り着いても、相談の最中に、過去の辛い経験を思い出してしまうことはないでしょうか。そのようなとき、気持ちや感情の整理ができるよう二人三脚で問題へ取り組んでいけたら、と考えています。
〈ハラスメントでお悩みの方へ〉
職場でのパワーハラスメント、家庭でのモラルハラスメント、大学でのアカデミックハラスメントのご相談を受けるとき、法律だけでは解決が難しいと感じることが多々あります。
まず、ハラスメントの加害者が、「確かに○〇と言いました」と素直に認めることはほとんどありません。そのため、証拠がないと、裁判で勝つことは困難です。また、証拠も揃っていて、裁判に勝ったとしても、裁判で認められる慰謝料は、被害者の方がびっくりするくらい低い金額です。そして、嫌がらせは益々巧妙になるかもしれませんし、精神的に同じ場所に居続けることが難しくなるかもしれません。
悪いのは加害者なのに、とても理不尽な結果です。時間だけが経過して、虚しさだけが残るかもしれません。このような場面に直面すると、弁護士としてとても力不足を感じます。
一方、カウンセラーとして、ハラスメント事例について、お手伝いできることがあります。それは、発想を少し転換して「自分を変えてみる」「今後に向けて上手な対処法を見つけてみる」ということです。
〈発達障害の方の支援〉
最近、発達障害の方の支援に取り組んでいます。2019年11月に、「事例で学ぶ発達障害の法律トラブルQ&A」(ぶどう社)との書籍を執筆し、関連する内容の講演会を何度か開いております。
書籍や講演会のコンセプトは、職場、学校、日常生活について、発達障害の人が巻き込まれてしまいやすいトラブルを事例として紹介して、法律の視点から、なるべく分かりやすく解説を加える、というものです。法律の視点からすべて解決できるわけではありませんが、医療や福祉を含めた様々なアプローチ(ヒント)のひとつになれば、という思いがあります。
決して悪気はないけれども、不本意ながら相手とトラブルになってしまい、とても生き辛さを感じている発達障害の方も多いでしょう。弁護士、カウンセラーとして、そのような方の支援を目指しています。

講師活動
事例形式やクイズ形式で、「参加しやすい」「眠くならない」「生活の役に立つ」を目指して講演しています。講演会形式でも、オンライン形式でも対応いたしますので、内容や費用などお気軽にお問合せください。
「安心できる老後の備え」…遺言書の書き方、遺産争いの事例、成年後見など
「職場におけるパワハラ対応」
「発達障害の法律トラブル」…職場、学校、私生活の事例
「カサンドラ症候群と離婚」
「精神障害者の方が遭遇する法律トラブル」…私生活、職場、病院内の事例
「仕事に役立つコミュニケーションスキルアップ講座」
「身近な事故」…交通事故、学校事故、介護事故など
「医療現場、介護現場におけるクレーム対応」
「消費者被害」…訪問販売、クーリングオフ、振り込め詐欺など
「借地と借家の法律問題」…地代、更新料、立退き、原状回復など
「カウンセラー、研修講師が知っておきたい著作権」…勉強会、講師活動、レジュメ作成やスライド作成などで注意すべき点
「カウンセラー、研修講師が知っておきたいクレーム対応」
「身近な憲法」…日本国憲法の成り立ち、身近な憲法事例など
著書、所属団体など
- 資格…産業カウンセラー(一般社団法人日本産業カウンセラー協会)
(現在も産業カウンセラーの上位資格を目指して勉強を続けています。) - 所属団体…日本薬学会、日本癌学会、日本労働弁護団、自由法曹団など
- 著書
「対話で学ぶ対人援助職のための個人情報保護法」誠信書房、2023年
「裁判事例で学ぶ対人援助職が知っておきたい法律」誠信書房、2022年
「Q&Aで学ぶカウンセラー・研修講師のための法律」誠信書房、2021年
「事例で学ぶ発達障害の法律トラブルQ&A」ぶどう社、2019年
「放射線被ばくに対する不安の心理学」2015年、環境と公害44巻4号31-38頁
「たばこ煙中成分の前駆体研究」Food and Chemical Toxicology, 2005, 43, 559-568
「たばこ煙中成分の発生条件研究」Food and Chemical Toxicology, 2004, 42, 1409-17
趣味
30歳を過ぎてから、健康作りのために、ジョギングをはじめました。せっかくだから大会に出てみようと思い、10キロのマラソン大会に出場し、完走しました。その後、ハーフマラソン、30キロマラソン(青梅マラソン)を完走し、2012年から、フルマラソンに出場・完走しています(湘南国際マラソン、横浜マラソン、霞ケ浦マラソンなど:自己ベスト3時間36分)。
健康作りではじめたジョギングですが、今ではすっかり趣味となってしまいました。ジョギングをしながら、煮詰まっている仕事や課題を考えていると、フッと良いアイデアが浮かぶことがあります(きっと、脳内の血流が良くなるからでしょう)。夕陽を見ながら多摩川の土手沿いを走るときが一番の贅沢な時間です。
中野すずらん法律事務所が提供する基礎知識KNOWLEDGE
-
管理費滞納
マンションを購入すると、各区分所有者は毎月管理費を支払うことになります。ところが管理費を滞納する区分所有者も […]
-
交通事故における過失...
交通事故に関する話題の中で、「過失割合」という言葉を聞いたことがある方は多いでしょう。この過失割合について、 […]
-
自動車事故
「追突事故の被害に遭い、首を痛めてしまった。どのように損害賠償請求の手続きを行っていけばよいのか分からず困って […]
-
任意整理をすると返済...
任意整理は、債務整理手続きのうちの1つで、金融機関など債権者と交渉して債務の減額や返済条件を見直すことです。 […]
-
自己破産
自己破産とは、自己の財産をほとんど処分されることを引き換えに、借金全額の支払い義務を免れる裁判上の手続きのこ […]
-
患者側の支援
病院の対応に不満がある場合、まずカルテ開示を受けて、どのような治療経過を辿ったのか確認することになります。カ […]
よく検索されるキーワードKEYWORD
-
- 不動産契約トラブル 弁護士相談 中野区
- マンション 弁護士相談 練馬区
- マンション 弁護士相談 西東京市
- 不動産契約トラブル 弁護士相談 杉並区
- 借地借家 トラブル 弁護士相談 練馬区
- 借地借家 トラブル 弁護士相談 中野区
- 不動産売買トラブル 弁護士相談 西東京市
- 不動産トラブル 弁護士相談 杉並区
- 不動産トラブル 弁護士相談 中野区
- 土地 売買 トラブル
- 借地借家 トラブル 弁護士相談 杉並区
- 借地借家 トラブル 弁護士相談 西東京市
- 不動産トラブル 弁護士相談 西東京市
- 不動産売買トラブル 弁護士相談 練馬区
- 不動産契約トラブル 弁護士相談 西東京市
- 不動産売買トラブル 弁護士相談 中野区
- 不動産売買トラブル 弁護士相談 杉並区
- 不動産トラブル 弁護士相談 練馬区
- 土地 購入 トラブル
- 土地 契約 トラブル